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第50回明治神宮野球大会

真骨頂を発揮した金沢学院大 9年ぶり全国1勝で見えた光

 

九産大との初戦で明治神宮大会初勝利。野球部の歴史に1ページを記した/写真=矢野寿明


「2020」につないだ悲願の神宮大会初勝利


 秋のリーグ戦2位からの「下克上」で、明治神宮大会で初白星。金沢学院大にとって、歴史をつなぐ大きな1勝となった。

 1996年創部。北陸大学リーグを11度制覇しているが、2015年秋を最後に優勝から遠ざかっている。

 今秋のリーグ戦は2位。勝ち点4同士の対決となった福井工大戦で連敗して、優勝を逃した。しかし、明治神宮大会出場校を決める東海・北陸・愛知三連盟王座決定戦(10月26日から)に、開催地2位校として出場する。角尾貴宏監督は「まだチャンスはあるぞ。悔いを残さないようにやろう」と話し、臨んだ。

 日大国際関係学部(東海地区1位)との初戦に2対0で勝利。中京大(愛知1位)との決勝では土壇場の9回に追いつき、延長10回に5対4でサヨナラ勝ち。19年ぶり2度目となる秋の神宮切符を手にする。

 明治神宮大会の初戦の相手は九産大(九州三連盟代表)。楽天からドラフト5位で指名された154キロ右腕・福森耀真(4年・北九州高)を攻略するため・・・

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