城西国際大の中島[写真右]と舘[左]はこの3年間、切磋琢磨して成長を続けてきた。集大成の2020年は「日本一」を目指す/写真=BBM
二枚看板を軸に初の「大学日本一」へ挑戦
城西国際大には、2人のエース右腕がいる。中島隼也(3年・仙台育英高)と舘和弥(3年・平塚学園高)。昨年、この二枚看板が原動力となり、チームは新たな歴史を作った。
中島は1年春に頭角を現した。その背中を追ってきた舘が、昨春にリーグ戦初登板を果たした。中島が「舘とは普段から仲がいい。競い合う仲間。アイツがいい投球をすれば、負けたくない。ずっとエースと呼ばれてきているので、舘以上の投球をして当たり前」と言えば、舘は「中島には負けていない」と返す。
中島は「高速チェンジアッパー」の異名を取る。140キロ台前半の直球と、直球と球速差が少ないチェンジアップが武器。チェンジアップは高校時代から投げている。大学に入り、人さし指と薬指で球を挟む握り方はそのままで・・・
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