昨年は8年ぶりに春、夏とも甲子園を逃した。力を蓄えた3年生を中心に、大阪桐蔭はセンバツ優勝候補に挙がってくる/写真=BBM
「勝ちに飢えた世代」が2年ぶりの春王者へ虎視眈々
「やっとスタートラインに立てました。(昨年甲子園出場を逃し)3季連続で甲子園を逃すことだけはしたくなかったので、ここで出場を決めて、さあやるぞ、という気持ちです」
2年ぶりの春の吉報を受けた大阪桐蔭高・西谷浩一監督は、こう言って安堵の表情を浮かべた。昨秋の近畿大会では準優勝。センバツ出場は濃厚とされていたとはいえ、やはり選出されると気持ちは引き締まる。
一昨年は
根尾昂(現
中日)、
藤原恭大(現
ロッテ)らを擁し、2度目の甲子園春夏連覇を達成した。だが、昨春はボーダーライン上とされながらセンバツに選出されず、夏も大阪大会準々決勝で涙をのんでいる。春、夏とも甲子園に出られなかったのは、チームとしては実に8年ぶりのこと。西谷監督は「8年ぶりだというのは正直・・・
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