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東都大学春季リーグ戦

「71安打」で足踏みした内山京祐&牧秀悟(中大)

 

中大の三、四番を組む内山[左]と牧[右]は東都大学で3年秋までに、ともに71安打をマークしている


過去の達成者は24人「戦国東都」100安打の偉業


 1931年春に発足した東都大学リーグは89年の歴史で24人が100安打をクリアしている。歴代1位の中大・藤波行雄(元中日)、同2位の中大・高木豊(元大洋ほか)、3位の駒大・石毛宏典(元西武ほか)4位の駒大・大下剛史(元広島ほか)、5位の中大・穴吹義雄(元南海)と上位5人を見ても、のちにプロで活躍した猛者ばかりだ。“戦国東都”のレベルの高さを証明するものである。

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け4月17日、戦時中(1943〜45年)を除き、史上初のリーグ戦の中止が発表された。東京都八王子市の中大合宿所にいた主将・牧秀悟(4年・松本第一高)と内山京祐(4年・習志野高)は落胆を隠せなかった。2人とも、3年秋までに255打数71安打、打率.278と同じ数字を積み重ねてきた。三ケタの大台まで29安打。残り2シーズンあれば十分、到達可能な数字だったが・・・

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