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東都大学リーグ

「戦国東都」に刻む奪三振記録の系譜

 

東洋大の4年生・村上は今秋のドラフト候補。2020年における東都を代表するエースである


16年春のセンバツV右腕・村上頌樹(東洋大)に量産の予感


 今春の東都大学リーグ戦は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、「通常開催」のリーグ戦が中止。つまり「2戦先勝の勝ち点制」が実現されない以上、通算記録は反映されない。東洋大のエース右腕・村上頌樹(4年・智弁学園高)はV奪回を誓っていただけに、無念の春となった。

 高校3年春(2016年)のセンバツ優勝投手で、全5試合を一人で投げ抜いた。大学では心身ともにレベルアップ。着目したいのが三振数だ。主戦となった3年春はリーグ優勝に貢献すると70イニングで70奪三振をマーク。過去にのべ28人が71奪三振以上を記録し、村上も東都の歴代好投手に肩を並べたと言っていい。

 シーズン最多は東洋大・大場翔太(元ソフトバンクほか)の07年春。88回2⁄3で115奪三振を記録し、亜大の左腕・小池秀郎(元近鉄ほか)の・・・

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