週刊ベースボールONLINE

令和2年度夏季京都府高等学校野球ブロック大会

早真之介&釣寿生 無限大の可能性秘める京都国際高の注目コンビ

 

右の強打の強肩捕手・釣[左]と、左の巧打者・早[右]はともに、高校卒業後のプロを目指している/写真=小中翔太


「プロ志望」を表明した強肩強打捕手&広角打者


 京都国際高の左右の強打者がこの夏、あらためて進路は「プロ一本」と明言した。

 三番を打つ左打者の早真之介は逆方向にも強い打球を飛ばせる広角打法が持ち味の左打者だ。勝負強さを買われて1年秋に四番に抜てきされ、近畿大会では明石商高のエース・中森俊介(3年)に二塁打3本を浴びせている。もともとは投手で1年時から135キロの速球を投げており、冬には140キロを計測した。その時点での小牧憲継監督の評価は打者よりも、投手としてのほうが高かったが「ピッチャーでやっていっても、成長できるか不安があって、バッテイングのほうが得意だったのでそれを伸ばしたい」と自ら志願して2年春に野手転向した。

 コンバートから間もない時期に行われた名古屋商科大との練習試合では、バックスクリーン直撃の特大弾を放ち周囲を驚かせた。スイング量で追いつくため誰よりもバットを振り「引っ張るのは誰でもできると思うので、練習で・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

アマチュア野球情報最前線

アマチュア野球情報最前線

アマチュア野球取材班、ベースボールライターによる、高校・大学・社会人野球の読み物。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング