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立大が策定した新型コロナウイルス感染予防対策

 

消毒、検温、ベンチはソーシャルディタンス、食堂はマスク着用に、原則会話禁止と「ロードマップ」を順守している/写真=立大野球部提供


野球部寮で実践する「新生活ルール」の全貌


 新型コロナウイルスは、どんなに対策しても、感染するリスクがある。現在の社会を取り巻く先の見えない不安や不条理に、私たちはどう向き合っていけばいいのだろうか。

 立大では野球部独自の『立教大学野球部新生活ルール』(以下『新生活ルール』)のもと、感染症対策を徹底している。溝口智成監督は言う。

「もしもチーム内の誰かが感染してしまったとしても、そのときに『自分たちはこれだけの対策を徹底してやったんだから、仕方がない』と言えるように、取り組んでいます」

 世間からの目を気にしているのではない。「それだけのベストを尽くす」という覚悟である。

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、立大では3月2日から野球部の活動を停止。16日からいったん再開したが、4月7日の緊急事態宣言発令後から6月18日まで学内での練習を自粛した。合宿所「智徳寮」も解散。希望した約25人は寮に残ったが、そのほかの選手は帰省した。

 この間、マネジャー陣が中心となり、『新生活ルール』を策定した。「グラウンド内」「寮内」「外出時」など、生活シーンごとにルール案を作成。溝口監督とオンラインミーティングを繰り返し・・・

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