練習始動日となった1月9日の必勝祈願は、緊急事態宣言を受けて、井手監督[中央]、大音主将[右]、吉田マネージャー[左]の3人のみと縮小して実施された[写真=BBM]
「変革」に込めた連敗阻止への意欲
1月8日、1都3県に出た緊急事態宣言により、新年早々、東大野球部は対応に追われた。翌9日が練習始動日で、毎年恒例の根津神社での必勝祈願が予定されていたからである。前日夜まで調整が進められ、一時は「中止」の可能性もあったが「縮小」の形が取られた。いわゆる「密」を避けるため
井手峻監督、大音周平主将(4年・湘南高)、吉田洸マネジャー(4年・栄光学園高)の3人が代表して、本堂で手を合わせた。
就任2年目の井手監督は言う。
「無事に1年を過ごせますように、と。祝詞では『野球を頑張るとともに、文武両道も頑張れ!』という内容も含まれていました」
練習始動日であったはずの9日は、学校の要請により全体練習は中止。11日からの「課外活動停止」に備え、翌10日を含めた「準備期間」に充てられた。緊急事態宣言が解除される2月7日までは、練習拠点である東大球場が使用できないため・・・
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