週刊ベースボールONLINE

学生野球資格回復審査委員会

「元プロ」がオンラインで受講 139人が適正認定者

 

NPB通算525本塁打の清原和博氏は学生野球資格を回復した。ただし、日本学生野球協会が制定したガイドラインにより、現場指導が可能となるのは25年6月以降となっている[写真=高塩隆]


清原和博氏はガイドライン受け、2025年6月以降に学生指導可能


 日本学生野球協会は2月5日、東京都内で学生野球資格回復審査委員会を開き、計139人(NPB=日本野球機構93人、IPBL=日本独立リーグ野球機構43人、海外3人)が適正認定者(学生野球資格回復に関する規則の第4条)となった。

 この規則第4条は、プロ野球関係者が学生野球(高校生、大学生)を指導するには、NPBプロ研修会と学生野球研修会の受講が求められる。

 受講者は各研修会の修了証を受領後、学生野球資格回復審査委員会へ適性審査申請を提出。同協会の適性審査を経て、学生野球資格の回復が実現する。今年で言えば2月5日に、同協会のサイトに資格回復者として公示された。指導を希望する連盟(高校は47都道府県連盟、大学は26連盟)に学生野球指導登録届を登録。指導先の学校責任者と合意の上、学校管理下での学生指導が可能になる。

 2013年から始まり、19年までは東京都内(13〜17年は東京と大阪の2会場)の会場に受講者と講師(プロ研修1日=5時間、学生研修2日間=計15時間)が集まっていた。19年度からは退団者だけでなく、球団在籍中の監督、コーチ、選手、球団スタッフの受講も可能になった。19年12月にはイチロー氏(マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)が受講し、・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

アマチュア野球情報最前線

アマチュア野球情報最前線

アマチュア野球取材班、ベースボールライターによる、高校・大学・社会人野球の読み物。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング