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関西学生野球リーグ

主将・坂之下晴人(関大)が背中で見せるリーダーシップ

 

大阪桐蔭高3年春のセンバツで優勝経験のある坂之下(中央)は関大の主将に就任。今年のチームはプロ注目の内野手・野口(左)と捕手・久保田(右)がいる[写真=石井愛子]


「優勝」を知るリーダー伝統校を攻守でけん引


 例年は春のシーズンへ、本格的に動き出すはずのこの時期だが、今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、思うようなスタートを切れないチームが多い。関西学生野球連盟に所属する関大も、厳しい状況にある。

 昨年は12月5日に年内の全体練習を終え、年明けに全体練習を開始する予定だった。しかし、1月8日の4都県に続き、同13日には7府県に緊急事態宣言が出た影響で、大阪府吹田市を活動拠点とする関大も、新年始動を見送った。全体練習の再開は2月8日。新1年生の練習参加も3月に延期となり、「三密」を避けるために100人を超える3学年の部員を3班に分け、2時間ごとのメニューを組む。高知・安芸で行うキャンプも、昨年に続いて中止となった。

 今年のチームは強肩強打捕手の久保田拓真(4年・津田学園高)と、3年秋までに75安打を放っている遊撃手・野口智哉(4年・鳴門渦潮高)とドラフト候補を擁す。14年から母校を率いる関大・早瀬万豊監督は・・・

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