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関西六大学

北山亘基(京産大)が描く常勝チームへの道筋

 

京都成章高では3年夏の甲子園に出場。準優勝を遂げた1998年以来、3回目の代表も初戦(2回戦)敗退に終わった。大学でも主将の大役だが、チームのすべてを背負う覚悟はできている[写真=毛受亮介]


V奪回を固く誓う主将兼エースの矜持


 2017年夏。京都成章高のエース兼主将として19年ぶりの甲子園出場へ導いた北山亘基は、京産大でもキャプテンの大役を託された。2001年から指揮する勝村法彦監督が投手に主将を任せるのは初めてだという。当然、負担も懸念していたが「それ以上に、人間性などを考えると北山が適任だと思った」と、全幅の信頼を寄せる主戦投手を指名した。

「高校と大学ではチームのまとめ方が全然、違います。高校時代は全員が甲子園だけを見て練習していました。大学も神宮という目標はありますが、甲子園とは違ったモチベーションを維持しないといけないので、難しさはあります。加えて、大学は卒業後にも野球を続ける選手と、大学で引退する選手との温度差があるのも事実。そこを埋めて、一つの方向へ向かわせるのが自分の役割であり、試行錯誤の毎日を過ごしています」

 経験者とはいえ重責に変わりはない。だが・・・

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