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第93回選抜高校野球大会

2021春のセンバツ 1回戦から好カード続出 オンライン抽選会で32校の対戦相手が決定

 

第93回選抜高校野球大会の組み合わせ抽選会が2月23日、出場32校の主将が出席し、オンラインにて行われた。3月19日の開会式には、初日に組まれた6校が参加予定となっており、選手宣誓は仙台育英高の主将が務める。なお、出場校はPCR検査を受けた上で大会に臨む。

大阪府大阪市内の日本高野連を拠点(本部)として、出場32校の主将がオンラインによってつながれ、センバツ抽選会が行われた(代表撮影)


東海大系列が激突 タテジマ対決が実現


 昨夏の甲子園交流試合(センバツ中止を受け、出場32校が招待)に続いて、今回もオンライン抽選で行われた。例年ならば、同一地区同士は準々決勝まで対戦しない方式だったが、今回は手順を簡略化。同一県から出場する6校が決勝まで当たらないように振り分けたこと以外はフリー抽選となり、初戦から地区大会決勝の再現など、例年以上に注目カードが続出。4つのゾーンに分けて展望していく。

【Aゾーン】
 開幕試合に大会屈指の好投手が登場する。神戸国際大付高・阪上翔也は最速145キロの快速右腕で、打撃と脚力にも優れた二刀流エース。北海高の好左腕・木村大成はキレのあるスライダーを武器に昨秋の公式戦で防御率0.34を記録している。明徳義塾高と仙台育英高は2年続けて秋の地区大会で優勝している実力校同士の対戦。初戦突破で勢いに乗ればそのまま頂点を狙えるだけの力がある。「機動破壊」で旋風を巻き起こした健大高崎高は強打のチームに生まれ変わり、3年生の通算本塁打は驚異の200発超え。昨秋の公式戦10試合で打率.389、15本塁打と破壊力抜群だ。この強力打線に対し下関国際高は・・・

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