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東京六大学

「一球入魂」を掲げる早大が秋春連覇に挑戦

 

楽天早川隆久が早大を卒業し、新エースとして期待される4年生・徳山。今春から主戦を意味する背番号11を着ける[写真=BBM]


天皇杯をかけた東京六大学 4月10日に神宮で開幕


 2020年、新型コロナ禍で東京六大学野球連盟は一つのモデルケースを構築した。春のリーグ戦は全国26大学連盟で唯一、再延期により、8月に開催。1試合総当たり(各校計5試合)は1946年春以来、5回目だった。同連盟が作成した「新型コロナウイルス感染症予防対策ガイドライン」の下で、チーム関係者や審判員など徹底した感染予防を施した。神宮の華である応援活動は中止されたが、観戦者は上限3000人で検温やマスクの着用などの協力により、全日程を無事に消化した。天皇杯は1競技につき一つであり、各競技の統括団体に与えられるのが原則だが、野球では同連盟に下賜されている。歴史をつないだのは意義があった。

 約3週間後に迎えた秋は各校10試合のポイント制(勝利=1ポイント、引き分け=0.5ポイント)で行われた。運営面はアップグレード。政府、東京都の指針を受けて、開幕時は上限5000人だった観客数も・・・

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