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2021年社会人注目チーム

2021年社会人注目チーム・初陣・カナフレックスが東京で残した確かな足跡

 

JABA東京スポニチ大会では日本製鉄鹿島との予選リーグ初戦を、田中慧樹[城西大]の3ランなどで7対2で快勝した[写真=松田杏]


悲願の都市対抗初出場がチームの合言葉


 カナフレックスは滋賀県東近江市を活動拠点とし、パイプやホース、建材などを製造、販売するカナフレックスコーポレーションが運営母体となって13年に発足した。翌年から本格的な活動をスタート。昨秋は都市対抗の近畿二次予選で躍進した。日本生命戦では23安打を放ち11対10で打撃戦を制すると、続く日本製鉄広畑戦でも勢いをそのままに、終盤の粘りで5対4とサヨナラ勝ち。台風の目となったものの、惜しくも本戦への初出場を逃している。

 チームを率いる山田勉監督(大鉄高)は「昨年は『スマイル』をテーマに、勝っていても負けていてもとにかく声を出す。そして、最後の最後まであきらめない戦いをしてきました。今季は『選手は信頼されているのだから頑張らなければいけない』という思いを込めて『トラスト(信頼)』と新たなスローガンを掲げたのですが、みんな目の色を変えていて練習の質も上がってきています」と手応えを語る。また、元プロの北川倫太郎主将(明徳義塾高)をはじめとした選手たちは「この冬は自分の長所を伸ばすことを考えてトレーニングに励んできました。オープン戦では、そのやってきたことを試すことで・・・

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