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東京六大学秋季リーグ戦

2019年春以来の頂点へ 明大が一致団結で勝負

 

今春のフレッシュトーナメントで3試合連続本塁打を放った1年生・杉崎は今秋、期待の新戦力である[写真=矢野寿明]


「人間力野球」の継承と新たな改革に着手


 東京六大学リーグ戦は法大の新型コロナウイルスの集団感染を受け、開幕を1週遅らせる措置が取られた。9月18日は雨天中止のため、19日にシーズンがスタート。明大は第2週(9月25日)の慶大戦が開幕カードに組まれている。就任2年目の田中武宏監督は9日の同連盟理事会後の記者会見で、チームの現状をこう語った。

「ウチも7月に陽性者が出て、活動は2回ストップした。(選手の)春からの成長が見たかったが分からない状態です」。明大に限った話ではないが、夏場はオープン戦を思うように組めなかった。練習を積めず、不安の中で開幕を控えるが、「戦力はそろっているので、あとは自分次第です」と語る。今春は3位も個々の能力は高い。特に、打線はチーム打率.328と、陶山勇軌(4年・常総学院高)と山田陸人(3年・桐光学園高)が打率.500で首位打者を獲得。村松開人(3年・静岡高)、主将・丸山和郁(4年・前橋育英高)も含め、打撃トップ5のうち4人を占めた。

 レギュラー争いも熾烈(しれつ)だ。中でも・・・

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