青学大との開幕カードでは、2試合に救援して2勝をマーク。昨秋以来のリーグ優勝へ腕を振る覚悟である[写真=井田新輔]
V奪還のカギを握る4年生リリーバー
スコアボードに並ぶ「0」は、探してきた答えを見つけた証だ。
亜大の150キロ右腕・
岡留英貴(4年・沖縄尚学高)は秋季リーグ戦開幕の青学大1、2回戦でいずれも救援して、2勝を挙げた。
サイドスローに近いスリークオーターから140キロ台後半の直球とスライダーなどを投げ込んだ。2試合(計9回)で13奪三振、被安打3、与四死球1、防御率0.00。生田勉監督は、岡留の投球に表情を緩めた。
「『鶴も恩返しをするんだから、岡留も(チームに)恩返しをして卒業しろ』と話していた。2回も恩返しをしてくれました」
沖縄尚学高時代はオーバースローで、背番号は「10」。生田監督に熱心に誘われ、高校の先輩・
東浜巨(現
ソフトバンク)も在籍した亜大に入学した。
1年夏。体の使い方や柔軟さを見た生田監督に勧められ・・・
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