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阪神大学一部リーグ

猛アピール見せる 翁田大勢[関西国際大]の存在感

 

独特の腕の位置から、150キロ超のボールを連発する。今春の不振から、完全に脱した[写真=石井愛子]


球威で圧倒する157キロ右腕ベールを脱いだ未完の大器


 未完の大器が10月11日のドラフトを前に、ベールを脱いだ。阪神大学一部リーグ戦。関西国際大のスリークオーター右腕・翁田大勢は大産大2回戦(9月19日)で先発すると、初回に自己最速を4キロ更新する157キロをマークした。毎回の14奪三振で188球の力投を見せたものの、チームは延長10回のタイブレークの末に敗れている(4対5)。

 西脇工高(兵庫)時代から140キロ後半のストレートを操る右腕として注目されていた。関西国際大では昨年3月、阪神二軍とのプロアマ交流戦で150キロ台を連発。だが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で春季リーグ戦は中止、秋のリーグ戦も右ヒジ炎症のため登板はなかった。学生ラストイヤーとなる今春を前に、オープン戦で好調ぶりを見せていた。だが、春季リーグ戦では右ヒジのコンディション不良により、リーグ戦登板は救援1試合(大体大2回戦)のみ。四球を連発し、一死も奪えずに降板。屈辱のマウンドとなった。

 その後・・・

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