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東都大学新入生

仲村竜(駒大)が掲げる4年8シーズンの成長計画

 

沖縄県宜野湾市出身で、高校3年間は岡山でプレー。大学は東京に出て、4年後はドラフト指名を目指す[写真=小川誠志]


神宮デビューを見据えるプロ注目の本格派右腕


 186センチの上背から放つ角度のある速球は、最速148キロをマークする。自信のあるストレートに、落差の大きいフォークなどの変化球を交え、打者から空振りを奪うのが持ち味だ。

 恵まれた体格、高い素質を誇る大型右腕・仲村竜は、中学3年夏に軟式球で141キロをマークし注目を浴びた。しかし、全国に目を向けると、同学年にもっとすごい投手がいて、驚いたという。当時、高知中のエースだった森木大智(高知高-阪神)が同時期に、150キロをマークして話題になっていたのだ。

「高校のとき練習試合で対戦したことがあるんです。フォームの連動性とか球のキレとか、すごいなあと思って、話もしました。穏やかな感じで話していたのに、マウンドに上がると強気な表情になる。スイッチの入れどころも見習いたいと思いました。今の時点では森木のほうがだいぶ上ですけど、将来的には勝負できるレベルに行けるよう頑張りたいです」

 ドラフト1位で阪神に入団した同学年の剛腕を強く意識し・・・

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