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第94回選抜高校野球大会

東洋大姫路高が2022年初実戦。有終の美を飾る指揮官ラストさい配

 

東洋大姫路高・藤田監督は今春のセンバツ限りで、母校の指揮官を勇退する。昨秋の近畿大会8強に貢献した右腕エース・森[写真]は「恩返し」を固く誓う[写真=沢井史]


「3.5」に対外試合が解禁センバツ本番モードに突入


 3月5日に高校野球の対外試合が解禁された。14年ぶり8回目のセンバツに出場する東洋大姫路高(兵庫)は、県内のライバル・滝川二高との練習試合を行った。結果は0対0だったが、先発の右腕エース・森健人(3年)が5回3安打無失点に抑えると、6回から救援した左腕・高橋蓮至(3年)も4回無安打。一方、打線は3安打と、援護することができなかった。前日4日の組み合わせ抽選会で、高知高と1回戦(第3日第3試合)で対戦することが決定。大会本番へ向けて調子を上げていく。

 母校を指導する藤田明彦監督は、今春のセンバツを最後に勇退することが発表されている。ラスト采配へ向け、この日もベンチから陣頭指揮を執った。昨秋の近畿大会8強の原動力となった森の投球について「2月に新型コロナウイルス感染拡大の影響で、2週間ほど練習ができていなかったので不安はありましたが、初戦としては上出来」と評価した。初球ですべてストライクを取ることをテーマとし、指示どおりに実行。初回に先頭打者に中前安打を許すも、カットボール、フォークなどを駆使し次打者を空振り三振、けん制で一塁走者を刺してピンチを脱した。

「立ち上がりからコースを大胆に使って投げていこうと思いました。フォームがやや不安定なときもありましたが、投げていくうちに徐々に安定していきました。(昨秋以降に習得したばかりの)カーブもうまく使えていたので良かったです」。初実戦に、森はまずまずの自己評価をした。

伝統の堅守は健在


 最近は家族のいる東京への引っ越し作業に追われていたという藤田監督は、甲子園での最後の指揮を前にして・・・

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