週刊ベースボールONLINE

東都大学新入生

闘志を燃やす本格派右腕 市川祐(日大)が描く青写真

 

昨秋まで主戦投手だった赤星[巨人]が卒業し、近い将来、日大の投手を背負うだけのポテンシャルがある[写真提供=日本大学野球部]


指名漏れの悔しさ胸に4年後を目指す152キロ右腕


 最速152キロの威力ある速球、スライダー、カットボールなどの変化球をコントロールよく投げ込む。関東一高時代から本格派右腕として注目を浴びてきた。「高校のときからコントロールを意識してやってきました。四球が少ないことも自分の長所。コントロールをさらに磨いていきたいと思います」と、市川祐は自身の投手としてのアピールポイントを語る。

 昨夏の東東京大会、東京ドームで行われた修徳高との準決勝では、スコアボードに自己最速の「152キロ」が表示された。この数字が注目を浴びるが、本人も言うように、一番の魅力は制球力の安定さにある。

 日大・片岡昭吾監督は「高いポテンシャルを持っています。何しろあのサイズがあって、コントロールがいい。ストライクを取るのに困らないという、投手として一番大事なものを彼は持っている」と、市川の素材を認め、大きな期待を寄せている。日大としては将来のエース候補としてじっくり育てる方針だが、昨秋までのエース・赤星優志(巨人)らが卒業し・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

アマチュア野球情報最前線

アマチュア野球情報最前線

アマチュア野球取材班、ベースボールライターによる、高校・大学・社会人野球の読み物。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング