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センバツV報告会

センバツ覇者・大阪桐蔭高3度目の偉業へ再始動!

 

甲子園でお馴染みの吹奏楽部による演奏が披露。大阪桐蔭高のV報告会は歓喜に包まれた[写真=沢井史]


「圧倒的王者」は慢心と無縁


 第94回選抜高校野球大会で4年ぶり4度目の優勝を果たした大阪桐蔭高が4月6日、約2000人の一般生徒を前に優勝報告会を行った。全国屈指の強豪である吹奏楽部が、甲子園のアルプス席で演奏した曲を披露した。この春に5勝を積み上げ、歴代2位の通算61勝とした西谷浩一監督を先頭に、星子天真主将(3年)がセンバツの紫紺の大旗、松尾汐恩副主将(3年)が昨秋の明治神宮大会の優勝旗を手にして、選手たちが入場。迎えた生徒たちの手拍子に迎えられ、壇上に整列した。

 まず、西谷監督が「アルプス席で直接応援していただきました吹奏楽部の皆さん、チア部の皆さん、応援に駆けつけてくれた生徒の皆さん、テレビの前で応援してくださった皆さん、たくさんの皆さんの応援のお陰です。部員一同、感謝の気持ちでいっぱいです」と御礼を述べると、星子主将も「多くの声援が力となり、思ってもいないような力を発揮することができ、優勝できました。夏の甲子園にも戻り、3度目の春夏連覇を目指します」と決意を新たにした。

 センバツでは準々決勝以降の3試合で48得点、大会記録の11本塁打を放ち、攻撃陣が爆発。超強力打線だけでなく、4試合で6失点と投手力を軸としたディフェンスも安定していた。だが、西谷監督は「こちらはベストのコンディションで臨めましたが、先方のピッチャーの状態が良くなかったので……。大会中にチームの状態を上げられたことは良かったと思います。ただ、打てたとはいえ・・・

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