3校による順位決定戦6試合の死闘でついに決着

　東都大学一部リーグ下位3校によるプレーオフ順位決定戦第2ラウンドが6月1〜3日、UDトラックス上尾スタジアムで行われ、2勝の青学大が4位、1勝1敗の日大が5位、2敗の中大が6位となった。6位の中大は6月20日から神宮球場で行われる入れ替え戦で二部優勝校・東洋大と対戦する。

　2019年秋以来となる勝ち点制で争われた東都一部は亜大が勝ち点5での完全優勝を決めたが、2位以下は『戦国』の様相となった。全日程を消化した時点で、亜大以外の5校が勝ち点2。さらに、下位3校は勝率でも並び(5勝7敗、勝率.417)連盟史上初となる三つ巴の順位決定戦が行われた。5月24〜26日、神宮球場で行われた順位決定戦第1ラウンドでは3校ともに1勝1敗と決着がつかず、翌週、第2ラウンドが行われた。初戦は青学大が日大を6対3で下し、2戦目は日大が4対2で中大を下した。順位決定はまたも最終戦までもつれ込む。

　6月3日の青学大対中大戦、青学大が勝てば中大の最下位が決まり、中大が勝てば3校が1勝1敗で並ぶ。その場合は日本野球連盟の順位決定方法に則り・・・