競技普及、青少年育成、経済効果 「プレユニ22」が春に続く地方開催

　東都大学野球連盟は2022年に「PREMIUM UNIVERSITIES 22」(略称・プレユニ22)として、新たなスタートを切った。同連盟・大島正克理事長は「一部から四部まで実力の違いで分けてはありますが、22大学の野球部が一丸となって頑張っていこうということです」と、その意図について語る。「プレユニ22」の取り組みとして今春、史上初の地方開催となる大分県で開幕戦(4月2〜4日、別大興産スタジアム)を実施した。競技普及、青少年育成、経済効果を三本柱に、3日間で約3万人の動員があり、多くの成果を残している。

　同連盟では秋以降も継続的に地方開催を展開していく方針を示しており、この秋の開幕は福島県で行われることが発表された。9月3日は福島県営あづま球場(福島市)、4、5日はヨーク開成山スタジアム(郡山市)が舞台(5日は3回戦となった場合)。テーマは「福島に熱狂を」。6月27日に開かれた記者会見には福島県知事・内堀雅雄氏が出席し、熱き思いを語った。

「福島の地に集まっていただけることをうれしく思います。心から歓迎、申し上げます。県営あづま球場は・・・