最短の一部昇格へ　14連勝で第一関門を突破

　まずは第一関門を突破だ。6月23日、27日、東都大学三部四部入れ替え戦が神宮球場で行われ、四部1位・帝京平成大が三部6位・成蹊大に連勝、今秋からの三部昇格を決めた。帝京平成大は昨年まで千葉県大学野球連盟に所属し、今年、東都大学野球連盟に新加盟した。同大学を率いる河野和洋監督は東都の名門・専大出身。明徳義塾高3年夏の甲子園(1992年)で星稜高・松井秀喜を5打席連続敬遠したことでも知られる。

　東都参戦1シーズン目の今春、四部リーグ戦を12試合全勝で制した。2ケタ得点が9試合、総得点189、総失点14、無失点での勝利が5試合と、投打で他校を圧倒した。

　入れ替え戦1回戦は薄氷の勝利だった。2回に一番・中島颯人(2年・履正社高)の適時打で先制したのち、走者は出すがなかなか点に結びつかない。エース・主将の更田篤稔(4年・横浜高)の力投で8回までスコアボードに「0」を並べたが・・・