東海第2代表として出場したJR東海は東京ガスとの開幕試合で完封負け[0対4]。とはいえ、負けから得るものも多かった[写真=矢野寿明]
「声」でリズムを生み出すJR東海の新たなスタイル
3年ぶりに都市対抗が夏に帰ってきた。ここ2年は東京五輪・パラリンピック開催のため、11月末から行われていたが、7月18日に東京ドームで開幕した。昨年までは新型コロナウイルスの影響を色濃く受けていたが、今年は観客の入場制限を撤廃。チーム応援は、観衆が大きな声を出すことはできないが、各出場チームが個性を生かしながら趣向を凝らして行う華やかなスタンドが復活した。
開幕戦はJR東海(名古屋市)が前大会優勝の東京ガス(東京都)に挑む一戦となった。今季のJR東海を象徴するものと言えば「声」だろう。主将・堀尾良馬(亜大)は「昨年までならミスをしたらそのまま沈んでしまっていた。そんな状況を打破したかったんです」と声を出すようになった理由を明かす。久保恭久監督(中京大)も「前向きな声で選手をベンチから後押ししている。その意識を全員が共有しているので、チームに勢いが生まれるようになったんです」と効果を認めている。
技術面では・・・
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