東芝との都市対抗1回戦を1対0で勝利。北海道ガスは2年連続2度目の出場でうれしい初の初戦突破を遂げた[写真=田中慎一郎]
創部5年目。北海道ガス(札幌市)は初出場を遂げた昨年に続く2年連続での都市対抗出場で、記念すべき1勝を挙げた。躍進のきっかけとなったのは、熊谷組(東京都)を率いて92年の都市対抗で準優勝の経験を持つ清水隆一監督(早大)が昨年2月に就任したことにある。
「監督は選手の邪魔をしなければいい。何も指示は出しません」と清水監督がチームに強く求めたのは主体性。5年目の
寺田和史(東北福祉大)は「最初は違和感がありましたが、自分たちのやりたいことができるので不満はありませんでした。今は週の初めに開く選手全員のミーティングで意見をすり合わせて練習メニューを決めています」と話す。新人の佐藤槙平(城西国際大)も「やらされる練習だとこなすだけになってしまうので、自分に合っている」とすぐに順応できたという。
試合中は清水監督自ら三塁ベースコーチに立つが・・・
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