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151キロ右腕・本田健悟を擁す名古屋大、56年ぶりの一部昇格へ。投手力充実で「心は一つ」

 

名古屋大・服部監督が特に期待を寄せる投手陣は安定感抜群だ。左から宮崎、本田、藤田[写真提供=名古屋大学硬式野球部]


愛知二部リーグの台風の目


 スポーツ推薦がなくても、互角以上に戦えることを示した。愛知大学二部に所属する名古屋大は、今春を8勝2敗1分の2位。上位3チームによる二部プレーオフ第1戦で3位・星城大に惜敗(5対6)し、1位・愛知東邦大との優勝決定戦に進出できなかった。だが、一部二部入れ替え戦まで、あと2勝。確かな手応えをつかむ春のシーズンとなった。

 旧帝国大学の一つである名古屋大でプレーするには、難関入試を突破しなければならない。スポーツ推薦で強化を進めるほかの私大に比べ、選手層を含めた戦力は厳しいが近年、メキメキと力をつけている。19年秋には左腕・松田亘哲(現中日育成)を擁し、三部リーグから二部昇格。20年秋以降、一度も三部へ降格することなく、一部昇格を目指している。

 名古屋大・服部匠監督が「今年はチャンス」と話すように、投手力が充実する。NPBスカウト注目の本田健悟(4年・明和高)に加えて、宮崎太暉(2年・星城高)、藤田想(1年・旭丘高)と好投手がそろう。

 エース・本田は・・・

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