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東京六大学秋季リーグ戦

東大・阿久津怜生 中学時代は陸上400メートル王者 努力でつかんだ神宮初本塁打

 

東大野球部には2年8月に転部。3年春からはレギュラーと、抜群の野球センスを誇る[写真=矢野寿明]


アメフトから転身した天性のアスリート


 野球からアメリカンフットボールに転向する選手は少なくない。だがアメフト部でプレーしたあと、野球に再転向となると極めて珍しい。そんな稀有なルートをたどったのが、東大の阿久津怜生だ。しかも、陸上競技に打ち込んだ経験も持つ。

 最初のターニングポイントは小学校時代だ。阿久津は宇都宮市の連合チームに選抜された6年時に右ヒジを故障。清原中では陸上部に入った。天性の脚力で頭角を現す。3年時に出場した全中(北海道)では400メートルで優勝(49秒22)。このまま陸上を続ける道もあったが・・・

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