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第47回社会人野球日本選手権大会

夏秋連覇はならずもENEOSが得た2022年の収穫

 

復帰3シーズン目のENEOS・大久保監督は社会人野球日本選手権4強と、確かな足跡を残した[写真=佐藤真一]


二大大会「3勝」の意味


 ENEOS・大久保秀昭監督の考える「常勝チーム」の条件は全国ベスト4以上。そのためには、全国二大大会(都市対抗、社会人日本選手権)で3勝しなければならない。監督に復帰して3シーズン目の今夏、9年ぶり12度目の都市対抗制覇(自身4度目は歴代監督最多)へ導いても、名将は手綱を引き締めたまま。免除された社会人日本選手権の予選期間に強化練習を敢行、振り込みと走り込みをこなし夏秋連覇に挑んだ。

 四国銀行との1回戦は1点を追う8回表に主将・川口凌(法大)のセーフティースクイズで追いつき、四番・山崎錬(慶大)の適時打で勝ち越しに成功した。この後、延長に持ち込まれたものの10回表に瀧澤虎太朗(早大)の2点適時三塁打が決勝点となった(5対2)。直前に・・・

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