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2023センバツ候補校

粘りが身上の北陸高(福井)が描くバッテリー軸の守りの野球 勇敢に戦う34年ぶりの春へ一直線

 

英明高との初戦[2回戦]でエース右腕・友廣が3失点完投勝利。明治神宮大会4強進出と、自信を植え付けた[写真=菅原淳]


 北陸高(福井)は過去に春1回、夏3回の甲子園出場を誇り、1992年夏には8強に進出した実績を持つ。しかし、近年はライバル校の後塵を拝し、16年夏に24年ぶりに甲子園の土を踏んだものの、東邦高との1回戦で初戦敗退を喫していた。

 北陸高の強化を託されたのが林孝臣監督だ。同じ福井の強豪・敦賀気比高出身で、内海哲也(元巨人など)と同期。99年には主将として北信越大会で優勝も不祥事のため、甲子園でプレーすることは叶わなかった。その後、同校コーチを10年にわたって務め、15年春のセンバツ優勝を陰で支えた。

 北陸高には19年秋に監督として就任。昨夏は福井大会決勝まで進出するなど、成果を収めている。現チームは「打力が弱いので、5点取られたら厳しい」と話すが・・・

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