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2023センバツ候補校

学園創立100周年で高まる春制覇への機運 攻守で成長が期待される東海大会覇者・東邦高の総合力

 

東邦高は2019年のセンバツで歴代最多5度目の優勝。当時の主将だった石川昂弥の弟・瑛貴が、キャプテンとして名門校を経験する[写真=菅原淳]


 東邦高は平成最初の年(1989年)と最後の年(2019年)で優勝し、センバツでは歴代最多の5度制覇。「春の東邦」と呼ばれる名門は昨秋、4年ぶりに東海大会を制し今春もセンバツ出場を確実にしている。(※1月27日にセンバツ出場が発表)

 東海大会では3試合で25得点。チーム打率.385とバットが振れていた。好調の要因として挙げられるのがAIを搭載したバッティングマシンだ。16年から導入されたこのマシンはさまざまな球種を組み合わせることで,200種類のボールを登録することができ、コースや変化球の配分など多様な配球パターンで投げ込んでくるという。当然、バッターもどんな球種が投げられるのか分からず、対戦する相手投手の特徴に合わせた実戦に近いバッティング練習ができる。20年4月から母校を指揮する山田祐輔監督は・・・

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