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東都大学一部【注目4年生】

足で魅了するスピードスター候補 元陸上部の林拓馬(日大)が究極までこだわる攻守走

 

昨秋はリーグ3位の打率.302で初のベストナイン受賞。今春はすべての部門でのキャリアハイを狙っている[写真=大賀章好]


 1月7日。日大が実籾グラウンド(千葉県習志野市)で始動した日に、外野手の林拓馬は大学卒業後のプロ志望を公表した。林は「それを言うことで、今まで以上に『やらなきゃいけない』という気持ちになると思った」と、その理由を明かす。

 プロは、小学2年生のころからあこがれる舞台だ。大垣日大高の2年夏に一番・中堅手で甲子園に出場。「4年後にプロへ」と、日大に進んだ。林は「目標に近づいている感じはします」と手応えを口にする。一方で「近づいたからこそ、見えるものがある。このままじゃダメだという焦りもあります」と本音をさらけ出す。

 昨春は打率.231と打撃不振。出場機会がなかった試合もあり、規定打席に達しなかった。悔しさから夏の間に打撃を見直し、タイミングの取り方を修正したことが実を結ぶ。

 昨秋は主に三番・左翼手として全12試合に出場。打率.302(リーグ3位)を記録してベストナインを初受賞した。それでも三振が11個と多く、四死球が2個と少なかった点を反省。冬の間は・・・

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