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2023ドラフト候補

プロ注目・坂井陽翔(滝川二高)夏の甲子園へ主将としての自覚

 

報徳学園高との練習試合ではセンバツ注目の捕手・堀柊那と対戦[写真]。2打数1安打1打点の結果だった[写真=太田裕史]


夏に照準を合わせる149キロ右腕


 2023年の高校野球の対外試合解禁日となった3月4日、今春センバツに出場する報徳学園高と滝川二高が練習試合を行った。両校は昨秋の県大会の準々決勝でも対戦しており、4対0で報徳学園高に軍配が上がっている。滝川二高の最速149キロ右腕・坂井陽翔は「何とか良いところを見せられたら」と昨秋の雪辱を晴らすべく先発マウンドに上がった。

 立ち上がりは三者凡退に抑え、2回も先頭打者に四球を許し、初安打を浴びるも後続を断った。だが3回に5本の長短打を浴びるなどして4失点。61球で、マウンドを降りた(試合は報徳学園高が6対2で勝利)。

「昨秋から成長したところを見せたかったのですが、フォームのタイミングなど合っていないところがありました。今年に入ってここまで球数を投げていなかったので、これからトレーニングなどでさらに上げていかないといけないと思いました」

 この日の最速は143キロ。走者を背負うと・・・

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