週刊ベースボールONLINE

東都大学二部

一部昇格を目指す百戦錬磨の新指揮官 長井秀夫監督(国士舘大)がアマ球界に受け継ぐ「野村イズム」

 

立正大2回戦で初勝利後、長井監督は中村投手[右]からウイニングボールを受け取る[写真=小川誠志]


 東都大学二部リーグで昨年、春秋連続最下位と苦しんだ国士舘大が、今春は開幕週で立正大から勝ち点を奪取。東洋大戦は1勝2敗と勝ち点を落としながらも、粘り強い戦いを展開している。

 昨年まで指揮を執っていた辻俊哉前監督(元ロッテほか)に代わり、長井秀夫監督が今春から母校を率いる。初陣となった立正大1回戦は3対10で敗れたが、翌日の2回戦では左腕・中村隆一(4年・御殿場西高)が7回2失点と好投、打線も8安打で6対2で国士舘大監督として初白星を手にした。

「選手たちが持てる力を出してくれた。力はあるんです。取り組み方や気持ちの部分が足りなかっただけで、普通にやればこれができるんだよ、と常々話しています」

 長井監督はそう語り、笑顔でウイニングボールを受け取った。

 3回戦では・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

アマチュア野球情報最前線

アマチュア野球情報最前線

アマチュア野球取材班、ベースボールライターによる、高校・大学・社会人野球の読み物。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング