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第105回全国高校野球選手権記念大阪大会

激戦区・大阪制覇を狙う左右の両輪 注目左腕・前田悠伍を擁す大阪桐蔭高が6季連続甲子園出場に挑戦

 

大阪桐蔭高のエース左腕・前田[右]の負担を右腕・南[左]がどれだけ軽減できるかが、ポイントとなる[写真=佐藤真一]


 7月16日に大阪大会の初戦(2回戦)が予定される大阪桐蔭高が7月1日、練習を公開した。本来は大阪府内にて東海大相模高(神奈川)、高知高との練習試合を公開する予定だったが、雨のため中止。自校のグラウンドで順調な調整ぶりを見せた。

 148キロ左腕・前田悠伍(3年)は、25球のブルペン投球で「ラプソード」による計測を行った。数値は公表されなかったが、ベース盤付近で伸びる真っすぐは、回転数と比例すると言われるキレ味が抜群だった。センバツ準決勝敗退以降、コンディション調整のため実戦から離れていたが、レベルアップした姿を印象づけた。

「ウエートだったり、ジャンプ系だったり、4月以降は教えてもらったトレーニングをしながら体づくりをしてきました。下半身を大きくしないと、強いボールは投げられない。(4月上旬に行われた)U18代表候補合宿で、(享栄高の)東松(東松快征)君や(仙台育英高の)高橋(高橋煌稀)君、(専大松戸高の)平野(平野大地)君らの・・・

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