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第94回都市対抗野球大会

七十七銀行が追求する都市対抗のあるべき「本質」

 

七十七銀行は4年ぶりの出場。東芝との1回戦で敗退も、東京ドームには多くの観衆が集まり、全力プレーに声援を送った[写真=福地和男]


東京ドームで体現した「地域密着」の姿勢


 七十七銀行の野球部員は仙台市内の各支店に一人ずつ配属されている。石井信次郎主将(東海大)によると「シーズン中は午前中に働き、午後2時から練習。12月は終日勤務のあとに自主練習をしています。業務内容はそれぞれ違っていて、私は営業担当ですが手が足りなければ窓口にも入るので、野球で言えばユーティリティプレーヤーですね」と語る。

 杉森智幸監督(中央学院大)は「選手たちには『野球部のファンを作ってほしい』と言っているのですが、野球も仕事も頑張っていれば職場の同僚が最初のファンになってくれる。そして、きちんと仕事をしていれば取引先の方々も応援してくれるんです」と話している。

 実際に3年間、遠ざかっていた都市対抗の本戦出場を決めたときは・・・

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