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元プロの金森敬之監督が指揮する名門・パナソニックの新たな挑戦

 

ベンチワークが充実し、今夏の都市対抗は2回戦進出[写真]。社会人日本選手権の近畿地区最終予選では28大会連続43回目の出場権を得た[写真=矢野寿明]


強化に直結する雰囲気づくり


 パナソニック(門真市)を率いる金森敬之監督(東海大菅生高)は日本ハムロッテで13年間プレーし、NPB通算6勝。2018年にパナソニック入りし、現役引退した19年からは投手コーチ。昨年はヘッドコーチを兼任し、今季からは監督として指揮を執ることとなった。テーマに掲げたのは「良い雰囲気で野球をする」こと。主将・永江大樹(福岡大)は「ピリピリしていては結果も出ないので、野球を始めたころの楽しさを思い出して楽しくプレーできる雰囲気づくりをしています」と話す。そのスタイルはすでに浸透し、金森監督も「チームが一つになって雰囲気良くやってくれている」と認めており「最後まであきらめないので逆転勝ちが多くなった」と続けた。実際に・・・

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