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第48回社会人野球日本選手権

野球の「光」をつないだ日鉄ステンレスの快進撃 京セラドームで体感した30年ぶり出場の経験値

 

Hondaとの社会人日本選手権は善戦も及ばず、0対2で敗退した[写真=佐藤真一]


 30年ぶりの出場は、今大会の最長ブランク。日鉄ステンレスが前身の新日本製鐵光だった1993年以来となる日本選手権出場を果たした。創部は61年と歴史も伝統も持つが、不況の影響により94年に休部が決定。翌年から有志が立ち上げたクラブチーム「光シーガルズ」として活動を続け2019年に再び企業登録した。チーム名は21年に「日鉄ステンレス山口シーガルズ」、2022年に「日鉄ステンレス」へと変更した。

 ところが、企業チームとなっても、平日の練習は終日勤務をこなしてから。夜間の短時間に限られ、20年シーズン後には退部者が続出することもあった。野球部の光を途絶えさせてはいけない。今年から会社のバックアップ体制が強化され、平日でも午後練習が行える日が設けられ新人は大量14人が加入。かつて2度解散していた応援団も・・・

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