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第48回社会人野球日本選手権

西部ガス・香田誉士史監督が退任 情熱指導で幾多の功績。「最高傑作」で締めた12年

 

西部ガスは三菱重工Westとの1回戦突破を決めると、ベンチで指揮する香田監督[中央]は松薗史敏コーチとがっちり握手した[写真=松村真行]


 甲子園決勝(対京都外大西高)のマウンドで、当時2年生の剛腕が仁王立ちした。田中将大(楽天)が渾身のストレートで三振を奪って、ゲームセット。それが2005年夏の甲子園のラストシーンだった。

 史上6校目、57年ぶりの夏連覇を果たした駒大苫小牧高の指揮官はベンチ前で両手を突き上げガッツポーズ、右の拳を大きく振り下ろすと喜びのあまり思わず目の前にいた記録員と抱き合った。

 香田誉士史監督が残した甲子園成績は15勝6敗、勝率.714。北海道の歴史を大きく塗り替えた。08年からは鶴見大で指導し12年に福岡市に拠点を置く西部ガスへ。6年間コーチを務め、17年9月に監督就任。今年の社会人日本選手権で西部ガスの監督としてラスト采配を振るった。

 選手によく言うことは・・・

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