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神宮初戦敗退で見えた課題 王者の風格が漂う大阪桐蔭高 一冬をかけてレベルアップ

 

3連覇を狙った明治神宮大会は、関東一高との初戦で敗退した[写真=田中慎一郎]


 昨秋、近畿大会で史上初の3連覇を遂げた大阪桐蔭高(大阪)。22年の明治神宮大会では初の連覇を遂げ、23年は3連覇を目指すも、関東一高(東京)との初戦(準々決勝)で敗退した。思わぬ敵となったのは、試合当日の昼まで降り続いた雨だった。

 昨夏は大阪大会決勝で敗れ、例年よりも早い新チームの始動となった。その分、練習時間も練習試合も多く積むことができ、秋季大会では投打で実力を発揮した。スリランカ出身の両親を持つ四番のラマル・ギービン・ラタナヤケ(3年)は関西創価高との大阪大会3回戦で本塁打を放つと、大体大浪商高との準々決勝ではレフトポール直撃の先制2ラン。さらに、桜宮高との準決勝では満塁弾と3ランの2発で7打点と大活躍。近畿大会でも打率.500(12打数6安打)をマークし・・・

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