週刊ベースボールONLINE

2024新入生【東都大学一部】

「野球歴3年」の最強DNA 日本を代表する元アスリートを両親に持つ谷佳亮が駒大進学

 

左投げ左打ちの外野手である谷があこがれる選手はヤクルト山田哲人。50m走6秒1。遠投86mのポテンシャルの持ち主だ


 ブレザー姿でまだあどけなさの残る表情の奥に、強い覚悟がにじんだ。駒大のスポーツ推薦に合格した谷佳亮(東京学館浦安高)は2月3日、「目標はプロ野球選手です」と入寮の際に力強く言い切った。

 まさに、最強のDNAを受け継ぐ。父は巨人などで活躍しNPB通算1928安打を誇る谷佳知氏。母は柔道女子で五輪2度の金メダルを誇る亮子氏だ。日本を代表するアスリートの間に生まれた谷だが、幼少期に打ち込んだのはアイスホッケー。小学3年から中学2年まで継続し、6年時には全国優勝も経験している。アメリカでプロになることを夢見ていたがコロナ禍で断念し、高校から野球の道を選んだ。それでも「この選択を間違ったと思ったことはありません」。最後の夏は「一番・右翼」として3、4回戦で2試合連続本塁打を放つなど、千葉大会5回戦進出、ベスト16入りに貢献。野球歴3年での成長率は、驚愕と言える。そして「上のレベルで野球がしたいと思った」と、大学での野球継続も決めた。

 駒大グラウンド(東京都世田谷区)は・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

アマチュア野球情報最前線

アマチュア野球情報最前線

アマチュア野球取材班、ベースボールライターによる、高校・大学・社会人野球の読み物。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング