西武・源田に弟子入り宣言!!

「カーネクスト 侍ジャパンシリーズ 2024 日本 vs 欧州代表」(3月6、7日。京セラドーム)に出場する侍ジャパン28選手が2月14日、東京都内のホテルで発表された。トップチームを指揮する井端弘和監督は、愛知工大・中村優斗投手(4年・諫早農高)、関大・金丸夢斗投手(4年・神港橘高)、明大・宗山塁内野手(4年・広陵高)、青学大・西川史礁外野手(4年・龍谷大平安高)と大学生4人を選出した。2012年に侍ジャパンが常設されて以降、大学生がトップチームに名を連ねるのは初である。

　明大・宗山はこの日、静岡・沼津でキャンプイン。練習後に10社のメディアの前で選出の感想を述べた。

「選んでいただいてうれしいですし、とても光栄なので、名に恥じないプレー、振る舞いをしたいです」

　宗山は東京六大学リーグ戦で1年春の途中から遊撃手の定位置を獲得した。鉄壁の守備力がベースとしてあり、出場機会を重ねるごとに、打力も向上。2年春に首位打者、ベストナインは1年秋から2年秋まで3季連続で受賞。3年秋までに94安打を放っており、歴代1位の明大・高山俊(オイシックス新潟)が持つ131安打の記録更新の期待がかかっている。

　侍ジャパン大学代表においては2、3年と日の丸を背負い、昨年の日米大学選手権では攻守の中心選手として敵地開催16年ぶり2度目の優勝に貢献。今年は堀井哲也監督(慶大監督)が率い、プラハ・ベースボールウイーク(チェコ、7月6.9日)に初参加した後、ハーレム・ベースボール・ウイーク(オランダ、7月12.19日)に出場するが「経験、実績、また、昨年(12月)の合宿のパフォーマンスを見ても、『宗山ジャパン』であることは間違いないと思います」と、期待を寄せる大学球界の顔だ。ドラフト戦線においても「超目玉」と高い評価を受け、複数球団の1位入札は確実と言われている。

　井端監督は昨年12月、大学日本代表候補合宿(愛媛・松山)を視察した段階で、宗山に水面下での代表招集を打診。現役時代に名遊撃手として活躍した元一流プロは、華のあるプレー、守備力に惚れ込んでいた。

「井端さんは違った視点を持たれている。深いところまで見ているんです。プロの世界で活躍された井端さんに実際に自分のプレーをご覧いただいて・・・