日本高野連は昨今、白スパイク解禁、休養日増設、クーリングタイムの実施と暑さ対策に力を入れている。同連盟は第106回全国高校野球選手権大会の第2回運営委員会を4月19日に開催し、開幕から3日間は試合時間を午前と夕方に分ける「二部制」を導入すると発表した。

　趣旨は最も気温の高い14時前後の試合を避けること。第1日の開会式(8月7日)は、昨年より30分早い8時30分から行い、試合開始時刻は第1試合が10時、第2試合は夕方16時で第3試合は18時30分となっている。午前と夕方で完全入れ替えとなる、観客の安全性確保も非常に重要。最大4万人の雑踏防止のため午前と夕方では試合間隔を2時間30分空ける必要があると判断した。すると第1日の第2試合は16時開始であるため、第1試合は13時30分までに終了する必要がある。もし終了していない場合は原則、継続試合。ただし、もう少しで終わりそうな場合は続行することもある。

「これだけ暑くなってきて、選手を守るために何かやらないといけない。何も進まないという選択肢はない。暑さ対策について昨年と同じでいいとは思っておりません。何かしら一歩進めたい。私としては・・・