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新基準金属バット

SG基準不適合の製品が製造・販売 5社から製造委託を受けた製造業者製で合計3351本

 

日本高野連は4月18日、金属バットの不適合製品の発覚に伴い、会見を開いた。製品安全協会、製造業者、日本高野連が会見に応じた[写真=小中翔太]


 今春のセンバツ甲子園、都道府県大会から完全移行された新基準の金属バットについて、一部でSG基準に適合しない製品が製造・販売されていたことが発覚。日本高野連は4月18日に会見を開いた。

 新基準バット導入の目的は打球速度を減少させ投手の安全を守ること。バットはボールと当たった衝撃で一度へこんでから元に戻ろうとする力でボールを弾く。この力を抑制するため新基準バットでは打球部を1ミリ変形させるためには6000n(ニュートン)以上の力が必要であることを求めており、日本の材料だと肉厚が4ミリ程度ないとクリアできない。しかし一部のバットは肉厚が3.5〜3.6ミリほどしかなく、適合検査を行ったところ5300n〜5500nの力で1ミリ変形することが確認された。少ない力で変形するということは・・・

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