JABA岡山大会では決勝サヨナラ打の西部ガス・松山がMVPを受賞した[写真=宮原和也]
第66回JABA岡山大会は4月12日から16日まで、倉敷マスカットスタジアムなどで行われ、西部ガスが初優勝を遂げた。ホンダ熊本との決勝は延長10回タイブレークの末にサヨナラ勝ち。決勝打を放った松山翔太(宮崎産経大)が、MVPを受賞。昨年11月の社会人日本選手権限りで、香田誉士史監督(駒大監督)が退任。後を継いだ松薗史敏監督(九州共立大)が頂点へ導いた。西部ガスは今秋に京セラドーム大阪で開催される社会人日本選手権に、5大会連続6回目の出場を決めた。
■第66回JABA岡山大会結果 第46回日立市長杯選抜野球大会が4月13日から17日まで、日立製作所野球場などで行われ、日本製鉄鹿島が2大会連続5度目の優勝を飾った。決勝では三菱重工Eastを4対1で下した。MVPを受賞したのは入社3年目の
樫村昌樹(常磐大)。JR東海との準決勝で3打席連続2ランなど4打数4安打のチームの全7打点。決勝でも先制点の突破口を開く右三塁打を放ち、首位打者賞とのダブル受賞となった。22年には侍ジャパンU-23代表でプレーし、U-23W杯で優勝を経験した実力者である。日本製鉄鹿島は3大会連続12回目の社会人日本選手権の出場権を手にした。
JABA日立市長杯では日本製鉄鹿島・樫村がMVPと首位打者のダブル受賞[写真=田中慎一郎]
■第46回JABA日立市長杯選抜野球大会結果