
昨年11月の明治神宮大会では準決勝敗退も、随所で持ち味を発揮した[写真=川口洋邦]
甲子園で監督通算21勝を誇る敦賀気比高の東哲平監督は、完全移行されて1シーズンを終えた低反発の新基準バットについて、いまだ対応に苦慮しているところがあるという。
「速いボールだとはじきが良くなったりするのですが、逆に120キロくらいのフワッとくるボールが打てなかったり。難しくて、どうやったら打てるのか、日々、悩んでいます」
そんななかで、バッティングにおいて徹底しているのが低い打球を打つこと。そこで、新チームが発足して間もない昨年8月には7イニングで27点を取る練習を行った。打撃投手に少し速いくらいのボールを投げてもらって挑戦したが「27点が取れなかったら走って、また1回からやり直し。何度も何度もやったのですがうまくいかず、みんな必死になっていました」と
岡部飛雄馬主将(3年)。最初はフライが多かったが・・・
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