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春季東北大会

仙台育英高が8年ぶり13度目V 投打充実で2年ぶり甲子園へ弾み

 

仙台育英高は八戸学院光星高との決勝を15安打7得点で圧倒した[写真=藤井勝治]


 春季東北大会は6月10、11、13、14日にヤマリョースタジアム山形と米沢市営野球場で行われ、仙台育英高が8年ぶり13度目の優勝を遂げた。明桜高との1回戦は終盤に逆転勝ちし、準々決勝では青森山田高、準決勝では聖光学院高と、今春のセンバツ出場2校を撃破。

 八戸学院光星高との決勝では2回表に2点を先制されるも、その裏にすぐさま逆転。以降は打線がつながり15安打7得点で快勝した。

八戸学院光星高は準優勝も、今大会3勝は夏へ向けた好材料となった[写真=藤井勝治]


 プロ注目の左腕エース・吉川陽大(3年)が君臨し、正捕手には高校日本代表候補の川尻結大(3年)が好リードでけん引。打線も右の強打者・高田庵冬(3年)が持ち味の長打力を発揮し、遊撃手には1年生・砂涼人が入る。投打ともスキのない布陣で、2年ぶりの夏の甲子園出場を目指していく。

2点を追う2回裏に追いつくと、二番・原亜佑久[3年]の適時打で勝ち越し[写真=藤井勝治]


3回から二番手で救援した刀祢悠有希[3年]が6回2安打無失点、10奪三振で勝利を呼び寄せた[写真=藤井勝治]


■春季東北大会結果

※丸数字は延長、コールド回数

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