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秋季神奈川県大会

法政二高が準決勝進出! 33年ぶり関東大会まであと1勝 激戦区で25年ぶり4強「古豪復活」の兆し

 

1988年夏を最後に甲子園から遠ざかる法政二高。秋の関東大会出場は92年が最後。橘高との準々決勝を8対4で勝利し、準決勝へ駒を進めた[写真=松井裕一]


 秋季神奈川県大会は9月27、28日に準々決勝が行われた。法政二高は橘高に8対4で逆転勝ちし、2000年以来、25年ぶりに4強へ進出した。

「焦らずやろう!」。2対4で5回を終えたグラウンド整備、クーリングダウン時に選手たちは声を掛け合った。6回裏、巨人・榑松伸介スカウトディレクターを父に持つ四番・榑松正悟(2年)が持ち前の勝負強い打撃で適時打を放つなど3点を挙げて逆転。その後も加点し、先発のエース右腕・松田早太(2年)も6回以降は立ち直り、粘り強い投球で完投した。「桑田真澄さん(現巨人二軍監督)を意識している」というワインドアップからのダイナミックなフォームで、140キロに迫る直球とキレ味鋭い縦のカーブを武器に11奪三振を記録した。

「(4強進出など)何10年ぶりということよりも・・・

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