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愛媛・最下位で見えた課題/四国ILリポート

 

愛媛・河原監督が期待を寄せる一人、有間外野手[東海大北海道キャンパス]


 スクワットをしながら行うティー打撃で、選手の顔が苦痛にゆがむ。ストップウォッチを片手に、白根尚貴コーチ(元ソフトバンクほか)が「結構キツいことやらせてるつもりですけどね」とつぶやいた。

 1週間のオフが明け、愛媛は松山市内で練習を続けている。前期は4位(11勝16敗7分け、勝率.407)に終わった。河原純一監督(元巨人ほか)は最下位に沈んだ理由を「投手陣。そこに尽きる」と語る。

 開幕前に掲げた1試合での目標与四球は「3」以内だった。だが、前期を終えてチーム与四球率は3.77と、4球団で最も悪い。

「打たれるだけだったらいいんですよ。四球、四球でランナーためて、パコッって打たれて2点、3点取られる。その確率が高いピッチャーは試合で投げさせられないですよね」

 昨年、任されたイニングは最後まで投げ切ることを徹底させたことが物議を醸し・・・

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