7月13日(※雨天中止)の後期開幕を前に、高知の練習が活気づいている。5日、練習グラウンドのある高岡郡越知町を訪ねた。駒田徳広監督(元巨人ほか)自ら買って出ていた打撃投手役が終わり「ほな、やりましょか！」とインタビューが始まった。

　6月は体力強化に力を入れている。

「もちろん技術は大事やけど、去年なんか夏場のゲームで体力負けしてる部分があったと思うんですよ。初回に大量失点とかね。よーいドン！で体力がもうない、みたいな。そういうことで負けるのが嫌やったんでね。多少は走ってもらってます」

　前期最終となった香川戦ダブルヘッダー(6月4日、高知市)を「1勝1分け以上」で、2009年後期以来となるリーグ優勝が決まるはずだった。しかし、2試合とも完封負けという結果に終わり、選手たちは勝つことの難しさを思い知らされた。

　あの経験を経て「みんなでやるんだ！」という意識が生まれている。

「みんなで声出して、みんなで確認して。『そういうことをやって戦わな・・・